施工事例

さて、本日入庫しました。 トヨタのラウム 平成9年 EXZ15 カラーナンバー931(ライトパープルメタリックオパール) の全塗装をご紹介致します。

 走行距離は4万キロ代と、まだまだ少なくエンジンも元気なラウムですが、ル−フとボンネットを中心に塗装の色剥げとボディ全体の色褪せがしており、お客様がまだまだ長く乗りたいとのことで、ついに全塗装の決意をされ当店に御入庫の運びとなりました。

全塗装というと思いきって色を変えたりなさる方もいらっしゃいますが、今回はあえて純正色にこだわり、ボディーのリフレッシュということになりました。

若干のヘコミ等も有り、板金修理もしながらラウムが蘇るのを楽しみにして下さいませ。

施工前

天井(ルーフパネル)の状態です。

クリアーがまだらの様に剥がれていて、たしかにオーナー様も切なかったと思います。。

これでは洗車する気力も失せてしまいますね・・・


続いてボンネットです。

こちらも同じくクリアーが剥がれていて艶がほとんどなくなってしまっています。

なぜでしょうか?・・・

保管場所や走行条件のもよりますが、やはり13年の月日の間に紫外線(UV)や酸性雨などにさらされてきた事が原因だと思います。

一般的にこのクラスの車種の塗装は10年もてば良い方だと思いますので、年数的にも塗装の寿命というところでしょうか?


写真ではわかりにくいですが、フロントフェンダー等のサイドの上面も塗装が劣化しています。

天井とボンネットに比べるとまだ若干劣化具合はましな方です。

やはり、上面のパネルの塗装が一番過酷だという事がわかりますね。


スライドドア等に若干のヘコミ等もございまして、一緒に板金修理をしてリフレッシュして行きます。

腕がなる作業です。(個人的に大変ですが、こういう仕事が大好きです。)のでオーナー様に喜んで頂けます様に頑張ります!!


施工中

さて、まずはボディーと下回りの洗浄から入っていきます。

 塗装には泥や埃が厳禁!!

その為、まずは高圧洗浄にて隙間に隠れている泥や埃を洗浄いたします。


こちらは下回りの洗浄の写真、リフトアップし下廻りの泥や汚れも最初に洗っておきます。

先ほど申し上げた様に「塗装は埃が厳禁!!」なのでこうした作業が「良い仕上がりの為」の第一歩です。

さて本日の作業はここまでで終了です。


続きは随時この施工事例にて御報告させて頂きます。

あせらず、一歩一歩作業を進めて行きますので楽しみにお待ち下さいませ。


洗浄した水分も乾き、いよいよ作業に入ります。

まず剥離の作業前に、ボディの外板部品を外していきます。


外された部品は、部品棚で、ボディの塗装が終わり、組みつけまで、少々一休み致します。


それでは、ボンネットの剥離作業から始めていきます。

剥離剤で、塗膜を溶かし浮かせ、塗料を剥いでいきます。
塗膜劣化のためか、かなりの勢いで、剥がれました。


続いてフロントフェンダ−を剥離していきます。
フェンダ−の塗膜もかなりのスピ−ドで、剥がれ落ちました。塗膜が弱くなっていますね。

(正常な塗膜を剥離する時は、剥離剤の浸透が遅いので、時間がかかります。)


鉄板剥き出しになったボンネット、すぐに防錆処理を行わないと錆てしまいます。
剥離後すぐに、防錆処理をいたしました。


フェンダ−も同じく鉄板に・・
防錆処理いたしました。


次に下塗りプライマ−サフェ−サ−を塗ります。

このサフェ−サ−処理により、下地を整えていきます。
塗装後の仕上がりにも、ひびきますね。


部品外し作業中に、ビックリ!!

アンテナを外した所、新車時本来の色が・・

全体が色あせしたため、水色ぽくなってましたが、実際は、ライトパ−プル(紫色)なんです。

色あせしたボディの調色は大変ですね。でも今回は全塗装なので、新車時の色に戻していきます。




本日は、ルーフパネル(天井)の剥離から、作業致しました。
一番、塗膜の状態が悪かったルーフパネル、剥離作業もアッと言う間に、剥がれてしまいました。


続いてドアパネルを外し、ドアの剥離になりました。

リアクォーター(リアフェンダー)の剥離も同時に行いました。

これで、ボディは、色の付いていない、製造時の状態みたいな。


色も剥げ、母材に・・ブ−スにて下塗りのプライマーサフェーサーにて、下処理を致しました。


ルーフパネルとクォターパネル 下塗りで綺麗になりました。

ここまできたら、塗装までは、あと少し・・・


ルーフパネルとクォーターパネルの下塗りも終わり、ドアパネルの下塗りに入ります。
その前に、フロントドアとリアドアに当初エクボとヘコミがありました。下塗り前に、板金をいたしました。

色剥ぎの終わったパネルは、艶がなく、エクボやヘコミがわかりにくくなってしまいました・・・
パネル表面を透かし歪みを探し、あとは、手の平の感覚と指先の感覚で板金していきました。




ドアパネルの板金も終わり、下塗りになりました。
通常は、板金後、パテ成型になるのですが、下地がすべて、鉄板剥き出しのため先に、下処理を行いました。


外板パネルの下塗りもほぼ終わり、次にマッドガードやモール等かなパーツのサフェーサー処理を致しました。


ドアなど付いていない状態ですが、塗装ブースから移動いたしまして、いよいよサフェーサーの研ぎが、始まります。
この作業、表面を滑らかにし、塗装の密着と仕上がりを決める重要な作業です。
下地の処理により、仕上がりも左右されます。


最後のサフェーサー処理は、前後バンパーとなりました。
キズや飛び石があるため、全体にサフェーサーを塗り、キズ修理も致しました。

近日、ルーフ及びボディの塗装に入ります。


本日は、下塗りサフェーサーのサンディングを致しました。
剥離後、板金した、ドアパネルにパテを付け、成形し、再度サフェーサー処理を行い、サンディング。
今日、一日サフェーサーのサンディングdayでした。(@@);


後日塗装を致ます。その前に、フロントガラスを外しました。
サンディング作業や剥離作業により室内やインパネを汚さないため、いままで付けておきましたが、フロントガラス周りの塗装仕上がりを良くするのため、ここで外し塗装を待ちます。


ルーフとクォーターの塗装になりました。
ボディをマスキングし、色を塗る前の状態です。


サイドもマスキングです。
今回は、ルーフとリアクォーターを同時に塗装致します。

純正カラー931を調色し、塗装の開始です。


塗装終了です。
ベースコートの色を塗り、上塗りクリアーコート致しました。


まだら模様に剥がれていたルーフも塗装後、この様によみがえりました。


リアもこの様に艶々になりました。
 
来週からは、ドアやボンネットなどのパーツの塗装順次行っていきます。


さて週も変わって・・・本日からは、右サイドのFフェンダ−・Fドア・Rドアの塗装から始めました。

この辺までくると、全塗装もようやく折り返し地点を越えた辺りですかね?

車の仕上がりが具体的に見えるようになり、作業をしている私どももだんだん楽しくなってくるんですよ。


続いてボンネット、グリル、リアゲートの塗装も完了しました。

本日は塗装の仕事が大分進みました。

明日からまた頑張りますので、宜しくお願いいたします。


さてそんな間に・・・

先日、塗装の終わったモノコックボディーは磨きの工場に移動され塗装の仕上げ(磨き作業を行っています。) この作業は当店の磨き専属のスタッフが行っています。

全塗装は何人ものスタッフでとりっかかっておりますので磨きは他のスタッフに任せ私は明日から左サイドの塗装をまた頑張ります!


さて本日も塗装を進めております。

左Fフェンダー・左Fドア・左Rドアの塗装を終えました。

外板パネルの塗装は、これで終了です。


もう一息、力を振り絞って今日はFバンパー・Rバンパー・スライドドアのカバーまで塗装を致しました。

徐々に全塗装も終了に近ずいてきました。

明日でいよいよ塗装もついに終了予定です。

大きなミスもなく順調に作業も進んでおります。

オーナー様、見て頂いてますか?

地味に確実に作業を進めていきますので、もうしばらく

お待ち下さいませ。


さて、そんな間に違う工場では先日塗装されたドアなどの
外板パネルが、磨き担当のスタッフにより今日も磨かれていました。

磨きが終わると、部品は取り付けに入っていきます。

ここでも急がず慌てず確実に作業を進めております。

それでは今日はこの辺でおやすみなさいませ。


本日は、マットガ−ド(泥除け)の塗装ですべての部品塗装が終了致しました。

磨き作業も、順々に終わり、塗装したパネルが仕上がってきております。

明日からは、組み付け作業となります。
完成に向けて、慎重に組み付け作業していきたいと思います。







さて、組み付け作業に入る前に・ ・ ・

フロントフェンダーの外れた内部ですが、泥とホコリがギッシリつまっていました!


洗浄させていただきました。

おそらく見ることは無いと思いますが・・・

せっかくですから・ ・ ・


綺麗になりました!

見えないところも綺麗になると気持ち良いですね!


フロント廻り(ラジエターサポート、フレーム)です。

ここも洗っておきましょう!


ここも、とっても綺麗になりました!


リアバンパーの内部(バックパネル)です。

ここも洗います!


ここも綺麗になりました!


いよいよ、最終工程ともいえる組み付け作業に入っていきます。

右のFドアとRドアを組み付けいたします。


二人ががりにて取付けを行いました。

ホコリがかぶってはいけませんので、専用のシートを被せ
明日からまた組み付け作業の続きを開始いたします。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。


磨き作業を終え、これから組み付けを待つパネルです。

パネル1枚1枚が磨き終わり綺麗に仕上がりました。

この後、組み付け作業に入りますが、ここからがものすごく気を遣います。

 せっかく綺麗にしたのに組み付け作業中キズでも付けたら全てやり直しになってしまうからです(>_<)

この時点で再度、気を引き締め直し、最後の作業に臨みます。







さて本日は組み付け作業の続き、フロントガラスと右サイドの組み付けを致しました。

外されていた部品も一つ一つ洗浄し、徐々に組み上がっております。



続いて後部もリアゲ−トとリアバンパ−、リアガラスを組み付け致しました。

組み付け作業も残すは左サイド面とフロントバンパ−になりました。

完成まであと少しとなりますが、気を抜かず仕上げていきたいと思います。




残りのパーツも組み付けが完了し、隙間の調整やドアの開閉部のグリスアップ等を行いました。

そして、リアのナンバープレートを外しましたので、再封印作業を行いました。


最後は仕上げ作業です。

車内のホコリ等をチェックし、車内クリーニングを担当スタッフが行わせていただきました。


全部のドアを外しての全塗装作業のため、若干車内に塗装の溶剤(シンナー等の臭い)が残る可能性がありますので、オゾン脱臭機によりの消臭作業を行いました。

これで気になる臭いも大丈夫です。



最後の仕上げでホコリ等を落とすため洗車を行います。

この洗車の後が、非常に楽しみな瞬間です。

この艶をみると・・・今までの苦労がすっ飛びます!!




施工後

完成です!!!

最初の古めかしさはもう全くありません!

まるで13年前にタイムスリップして新車時に戻った様に 蛍光灯が反射しています。






前方から・ ・ ・

腕を組んで5分くらい見惚れてしまいました。

さて、今回使用した塗料は・・・

ベースカラー 関西ペイント ハイブリットエコ

クリアー    関西ペイント XRクリアー

高級車等に使用しているような高機能クリアーとまではいきませんが、このクラスのお車では耐久性も高く、艶のあるクリアーで御座います。


フロントサイドビューです。

明日は納車ですのでラウムは本日、当店のガレージにて一晩お休みです。

せっかく綺麗になったのでコーティングなどもいかがですか?

是非、これからも大事にお乗り下さいませ。


リアサイドビューです!!

ヘコミがあったところも綺麗に直りましたよ!

さて、今回の全塗装作業で交換致しました部品は

フェンダー アウトサイドモール 左右
フロントドア アウトサイドモール 左右
リアドア アウトサイドモ−ル左右
リアエンブレム
ル−フモ−ル左右
フロントガラス アッパーモ−ル
左右クォーターガラスモール
バックドアガラスモール

以上で御座います。


リアビューです。

 CAST

欧州車輪 ペインティング・ソリューション チーム

受付・総管理           松沢数茂
板金・塗装              市川孝幸 
剥離・サンディング・組付け     杉浦洋平 
磨き作業・清掃・仕上げ     伊藤恵美
サンディング・清掃・仕上げ     野澤綾子
写真撮影・サイト管理       友野文晴・市川孝幸

この度は当店の 全塗装誠に有り難うございました。